うなぎ屋の三代目が綴る、うなぎ、ご飯、食べ物などにまつわるブログ


by eelsuzumo
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うなぎ屋の賄い~その1:うなぎばかり食べているわけじゃありません(^^;)

最近は、TVは書籍などで紹介されることもあってか、
「賄い」という言葉は、以前に比べると特殊な言葉ではなくなったような気がします。
(お店によって、賄い、賄い料理、賄い飯などとも呼んだりします)

一般的には、調理人たちの食事の事を指します。
厨房で、手早く作るメニューがほとんどで、
お店によって、様々な賄いのメニューが存在します。

材料を無駄にしないため、色々と工夫を凝らすこともありますし、
商品としてお客様には出せない、でも、充分食用に値する、
そんな材料を、有効に利用するための方法だと思います。

修行時代などは、練習、訓練の一つとしても考えられています。

うなぎ屋も例外ではなく、賄いを食べます。
常連のお客様には、冗談や軽口で「うなぎばっかり食べてるんだろう」とか、
「夕飯のおかずは、毎日うなぎかい!」などといわれることもあります。

もちろん、商売物ですから、年中食べているわけには行きません。
うなぎを食べないわけではありませんし、うなぎは大好きなのですが、
それほど頻繁に食べているとは思っていません(^^;)

それから…お客様は「うなぎが余るんじゃないの」であるとか、
「蒲焼の余ったやつは自分で食べるんでしょ?」などと仰いますが、
実際は、ご注文を受けた分だけ蒲焼にするため、余らないのです。

もう少し詳しく言いますと、蒲焼が余るというのは、二つのケースがほとんどです。
一つは、焼く蒲焼の数を間違えてしまった場合。
もう一つは、お客様からの注文の数を間違えた場合。
いずれにしても「間違い」が原因です。
ですから、間違いが無ければ「余る」ことも無いわけです。
(しょちゅう余るほど間違うようでは、商売上がったりですしね(^^;)

実際、仕事として、味を確かめるために必要な場合を除けば、
常連のお客様のほうが、よほどたくさんうなぎを食べている!
そんな風に思うこともあります☆

うなぎ屋は、うなぎを食べることに関しては、
意外と「紺屋の白袴」なのかもしれません。
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by eelsuzumo | 2006-03-11 09:32 | 賄いの話