うなぎ屋の三代目が綴る、うなぎ、ご飯、食べ物などにまつわるブログ


by eelsuzumo
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朝ごはんについて

最近、朝食についての話題を、メディアで多く見かける気がしています。
「朝食を抜くのは良くない」「朝食は大切なエネルギー源」などは、
以前からも言われてきた事だと思いますが、
最近、さらに強調されて言われているような気もしています。

蒲焼小僧の住んでいる地域では、県が主導して、
「朝食を食べる」キャンペーン的なものもやっていて、
TVのCMまで放送されています。

悪いことでもないと思いますが、疑問も残ります。
それは、朝食を食べる側の観点に立ってだけ、
色々と運動されていることです。

朝ごはんを食べてから、出勤や登校するためには、
出勤する人や登校する人が起きてきた後、
ごく短い時間の間に、朝食が準備できていないといけないことになります。

また、夏や冬は、部屋に空調を入れていても、難しいと思います。
夏の間は、保存性が悪くなったりするため、
早くに作り置きするのには、問題がありますし、
冬場は作って置くと冷めてしまうものもあります。

つまり、適温で、しかも美味しい状態で朝食を準備するのは、
手間と時間と労力がかかるという観点からすれば、
実はこれは、意外に大変で難しいことだと思います。

蒲焼小僧は、日々調理をしているので、調理の難しさや、大変さは、
毎日のように、実感することがあります。
調理を仕事としていて、曲がりなりにも本業なのに、
毎朝の食事の支度は、楽だとは思っていません。

これらのことが朝食を抜く理由になってはいけないと思いますが、
国や行政が、朝食を食べるように勧めるのなら、
せめてもう少し、余裕のある朝を迎えられるような、
そんな暮らしの出来る国にして欲しいものです。

重ねて言いますが、作る人は大変なんだと思います(^^;)
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by eelsuzumo | 2006-05-23 19:46 | 料理のちょいと話