うなぎ屋の三代目が綴る、うなぎ、ご飯、食べ物などにまつわるブログ


by eelsuzumo
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

大相撲九州場所8日目

蒲焼小僧の店では、大相撲の本場所中は、
相撲観戦をしながら食事をするお客様がいらっしゃいます。
過去にも話したことがありますが、(過去の記事)
相撲観戦をしながらの食事というのは、相撲好きなお客様にとっては、
一つのパターンのようです。

昨夜は事件がありました。
大関、魁皇が8連勝で勝ち越しを決めて、魁皇はカド番脱出、
ここまでは良かったのです。
大関魁皇は、今場所の成績によっては、「引退」とも言われていましたから、
まだまだ現役でいて欲しいと願う相撲ファンの皆さんには、
この勝ち越しは「朗報」だったはずです。
もちろんこのことは「事件」ではありません。

事件は、結びの一番に起こりました。
朝青龍の奇襲!なんと蹴手繰(けたぐ)りで稀勢の里に勝利したからです。
お店にいたお客様も、そしてテレビから聞こえてくる会場の声も、
横綱とは思えない取り口にご不満だったようです。

横綱の相撲ではないと、はっきり口に出した方もいらっしゃいましたが、
直接画面を見ていなかった蒲焼小僧としては、
(仕事中だから、当然と言えば当然なのですが)
閉店後に、しっかりとスポーツニュースで確認しました。

う~ん…たしかに横綱の相撲では無いかも???
一人横綱で、ずっと場所を勤めてきて、勝つのが宿命なのも理解できますが、
この取り組みに関しては、余裕が無さ過ぎる様な気がしました。

これでは、お客様方が、不満を口にしたのも理解できるような気がします。
お客様にとっては、夕刻に食事をしながら見る相撲に、
価値を感じている方も少なくないからです。

「強い横綱」の朝青龍には、たとえ先場所負けているとはいえ、
まだ二十歳の新鋭の稀勢の里に対して、立会いからの奇襲では、
見る側が納得しないのでしょう。

後から、TVやネットで知ったことですが、
会場では失望の声が沸いて、“抗議の座布団”までが舞ったそうです。
「ガシッと受けて立つべきだ」と北の湖理事長も言ったそうです。
負けても横綱相撲を通すべき、それが大相撲の「美学」なのだろうと思います。
[PR]
# by eelsuzumo | 2006-11-20 05:19 | 日記