うなぎ屋の三代目が綴る、うなぎ、ご飯、食べ物などにまつわるブログ


by eelsuzumo
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寺社の水

古来から、寺社には水を扱う場があって、
その水場は、水屋などの炊事場(と隣接した井戸)を除けば、
寺社にみえた人が、比較的自由に使える場所でした。

↓画像は神社の狛犬です
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今回は、水のお話です。
それも、古くから地域に伝わるような水のお話です。
料理に水は欠かすことが出来ません。
そして、寺社で良質の水を持つところは、精進料理も美味しいといわれます。
もちろん、料理は水が基本ですから、水が美味しければ、
ご飯もお出汁も美味しくなるわけです。

もともとの理由は定かではありませんが、
古くからある寺社には、井戸をはじめとして、
良質の水が、敷地内で手に入る事が珍しくありません。
その、詳しく細かな理由は、それぞれの寺社の縁起によって違いますが、
良い水が比較的豊富に調達できる場所が多いのも事実です。

宮水などと呼ぶ「水」もあると聞きますが、この場合いの「宮」は、
お宮さんなどと呼ぶように「神社」の事を表します。

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↑小さな社にも、何か雰囲気を感じるのは、日本人独特の感性でしょうか。

日本では古来、水はものを清める力があったと考えられてきました。
そういう意味で、寺社に良質の水があっても不思議ではありません。
ということは…。
寺社の料理や、寺社と同じ水源を使える門前のお店の水や料理も、
美味しいということにならないだろうか!こんな仮説に結びつきます。

実は蒲焼小僧は、旅行に行くと意外とこの考えが正しいと感じるときがあります。
一度、水をベースに美味しい料理を探す旅、そんなこともしてみたいと思っています。
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# by eelsuzumo | 2006-11-08 09:44 | 素材の話